カテゴリ:Poem( 39 )

『Lost』

『Lost』

幸せなる鐘が鳴り響く
辺りを照らしだすかのように…
闇に閉じ込められた旅人は
鐘の音さえ聞くことも許されない盲目の罪よ

何故遠ざかる過去の中で夢ははかなくも崩れさる?
せめて少しでも信じていた息吹を感じさせて…

奇跡は描いただけではあまりにも弱いものだから
運命という名の偽りに邪魔をされてしまうのか
暗闇の中腕を伸ばしたその指先を擦り抜けて
愛はまた遥か向こうへと遠ざかってゆく




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by shingou0424 | 2005-03-28 10:00 | Poem

「flower of heart 」

「flower of heart」

君が愛しさを投げ捨て泣いた夜も
君が失う恐さに気付いた朝も
新しく歩みゆくための始まりの場所

気持ちに開いた穴を塞ごうとしても
愛しい想いは溢れてくるけれど
君が誰もいない朝に気付かないように
目をつぶっていても何も始まらない

時が風のように過ぎて行く日常の風景じゃ
新しい明日も見えてこないさ
さぁ怖がらないで瞳開いて歩き出そう

いつか君が流した涙が雨となり
新しい大地に小さな花を咲かすだろう
そして鮮やかな心の花束を
いずれ現れる愛しい人に差し出そう
君だけの美しい花を…
涙が描いた新しい愛の花を…



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by shingou0424 | 2005-03-27 23:35 | Poem

「Breaker」


「Breaker」
幾月もの日々を消し去って
この記憶に残る香りを消し去って
わずかに焦げ付いた思いを叩き壊せ

描いていた幻想などただのまやかし
求めていた愛(ばしょ)など此処にはない
降り注ぐ光に焼かれて腕を伸ばしても
あの瞳は天を仰ぐだけ・・・

その手で全てを打ち砕け
邪魔するものを破壊せよ
その手で全てを拭い捨て
砕け散る悲しみを吹き飛ばせ

もう此処に縛られる理由など何処にもない
目の前の扉を蹴り開けろ
全てを破壊した荒地の先に
求めるものを探し出せ


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by shingou0424 | 2005-03-08 10:03 | Poem

Stream of Time ~時の旅人~

「Stream of Time ~時の旅人~」

いつしか時は寄せる波 時代の岸へと流れ着く
舞い散る花の香りは 意識を超えた先へと落ちてゆく

二つの心は果敢なくも夕闇の奥へと飲まれて
たどり着いた場所は果ての島

幼き刃が夜を染め 駆け抜ける光
描かれ混ぜられた色の未来は あの丘を越え華やかな日差しへと・・・

流れに身を委ねて 時という尺度に惑わされて
一体僕は何処へと辿り着くのだろう
捨てられて雨に打たれ 染み付いた想いに戸惑いながらも
再び壮大な流れに連れ去られて 追憶の先へと消えていく

砕け散った心を拾い集め 自分を隠すぐらいなら
蹴り壊した明日を少しだけでも夢見させて・・・

この時に身を委ねて 愛という偽りに惑わされて
一体僕は何処へと流れ着くのだろう
躓いて日差しに焼かれ 焦げ付いた気持ちに揺られながらも
再び果てない流れに連れ去られて 追憶の先へと消えていく

そして誰もが時の旅人となってゆく

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by shingou0424 | 2005-02-24 15:44 | Poem

Shadow

「Shadow」
夜空の鏡 真実の自分を映す星
揺れる波に寄り添う影

蒼い風がそよぎ 貴方の涙を乾かすだろう
触れた温もりに宿る愛しさ

歳月が流れあの夜が薄れてゆく
忘れるはずがないと思ってた夢は
幻のように霞みに滲む…

今この胸に注ぎ込まれてくる切なさは愛しさの代わりに体を満たしてゆく
溢れだした想いはいつしか広がる海となり月影を映す

貴方の影を映す…


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by shingou0424 | 2005-02-23 16:47 | Poem

faraway

『faraway』
息が詰まるぐらいの美しさ 今宵に咲く奇跡の光
揺らめく貴方は微笑む 時間という尺度を越えて…

煌めくような雨が遠くへ 見えない日差しはすぐそこへ
君は蝶のように美しき羽を広げる
僕は永遠の空を見上げて名を呼ぼう

辞書に綴られた言語なんていらない
必要なのは心をつなぐ声
言葉じゃ表わせられない気持ちを音に乗せよう…
遠く離れていても強い想いを歌う…


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by shingou0424 | 2005-02-17 20:52 | Poem

DISTANT


「DISTANT」
苦しく切ない夜に背を向けてため息をつけば白く消える思い
幻の君が作り出された幻想を描いてる
本当の君は手が届かない太陽

君が生み出した言葉に紛れる真実
錯綜する思いはこの胸に鋭く突き刺さる

溢れだす想いを塞ぎ込んでしまいたい
叶わぬ夢に傷つかないように…
このまま遠くの風景に溶け込んでしまいたい
君の幻が見えなくなる場所まで…

君の声が届かない遥か彼方まで…


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by shingou0424 | 2005-02-16 20:37 | Poem

The Answer

「The Answer」
遥か丘の向こうから輝きが溢れ
新しい希望が姿を見せる

誰が決めたわけでもないその道をひたすら歩き続ける
例え求めるものがないとしても…

幸せや夢なんて描いてたようにうまくはいかないけれど
手にしたものが違う形の幸せならば微笑んでもいいだろう

君が選んだ先には正解なんてものはない
例え違う選択をしたとしても真実なんて見当たらない
答えなんて心が造り出したものだから
君が真実と見たものが答えになるのさ

さぁ君が描いたままの世界を切り開け
朝はもう目覚めている


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by shingou0424 | 2005-02-14 23:06 | Poem

Crime And Life

「Crime And Life 」
暗闇に並んだ幾つもの蝋燭の燈に幾千の日々が揺れている
煙を上げ消えてゆくはかない命さえ救えないこの腕が泣いている

同じ空の下 無意味な争いが今日も悲しみと憎しみを生む
人間は罪深き生き物 汚れなき魂など存在しない

誰が正しいわけでもなく 誰が悪いわけでもない
全ての夢が叶うなんて甘くない
それが火種となりやがて火の手となる

小さな子供が銃を構え戦場へ行く
そんな悲しい世界なんて見たくない
愛する人が消えてゆくのなんて見たくない
だけどいくら訴え叫んでも争いは止まない
それが人間… 造り出された罪なる諸刃の刄

そして不必要な犠牲と共に自由という偽りを手にいれる
終わらない罪の日々は今日も続いてく…

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by shingou0424 | 2005-02-12 22:11 | Poem